つるべ落としのアベの夕暮れ

 7月7日~9日にかけて実施された世論調査の結果が、続々発表されている。現段階の判明分は以下のとおりである。

**************************

「日テレNEWS24」7月9日20:02配信

 NNNが週末に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比7.9ポイント下落して31.9%となり、2012年12月の第2次安倍政権発足以来、最低を更新した。
 安倍政権で入閣経験もある自民党のベテラン議員は、この支持率に「えー」と驚きの声を上げた。政府・与党内には危機感が広がっている。

「読売新聞」7月10日02:06配信

 読売新聞は、7~9日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月17~18日)の49%から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。

 不支持率は52%(前回41%)で最高となった。支持率は2か月で25ポイントの大幅下落となり、安倍首相は厳しい政権運営を強いられそうだ。

「朝日新聞」7月9日22:39配信

 朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった。不支持率は47%(前回42%)だった。

 調査方法が異なるため単純に比較できないが、支持率は2015年9月、安全保障関連法の成立直後の緊急調査での35%がこれまでの最低だった。不支持率も15年7月の緊急調査の46%が最も高かったが、今回はそれと同水準となった。

************************

 まさに、つるべ落としのアベの夕暮れである。

 安倍首相は、都議選最終日の7月1日夕方、秋葉原駅前の街頭演説で、聴衆の中の「安倍辞めろ」「安倍帰れ」と声をあげた人たちを指差し、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と叫んだ。安倍政権に批判の声をあげている人たちは、国民の多数派であることがはっきりしてきた。「こんな人たち」の逆襲が始まっているのだ。

 安倍首相は、外遊日程を前倒しで帰国予定とのこと。「今もなお継続的に激しい雨が続いており被害の拡大も懸念される」からだと言われているが、本当は、自らを襲っている暴風雨の方が心配なのだろう。

 しかし、長靴を忘れず持参して被災地を歩いてみても、稲田防衛相や金田法相の首をすげかえてみても、もはや頽勢を挽回するのは無理だ。

 安倍政権は、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪と、わが国を戦前に復帰させるような悪法を次々と強行成立させ、森友学園、加計学園をめぐる政権スキャンダルを独裁政権そのものというべき手法で幕引きしようとしてきた。そして、今、憲法9条改憲にまで踏み込もうとしている。

 国民の声は、安倍内閣退陣である。長靴やトカゲのしっぽでは、もう間に合わないのだ。

                   (了)
スポンサーサイト
プロフィール

Author:深草 徹
1977年4月、弁護士登録。2013年4月、セミリタイアして4年。歳を重ねましたが、「これからも、社会正義の話を、青臭く、続けよう」と思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR